私たちについて
江之浦果樹園maruesu
生い立ちと志についてのおはなし
江之浦果樹園maruesuのはじまり
海を望む江之浦の地で、70余年。
江之浦果樹園maruesuの原点は、祖母が嫁入りの際、花嫁道具のひとつとして持ってきたみかん畑です。
丸の中に鈴木の「S」を書いて「マルエス」。粋な先先代は、当時珍しかったアルファベットを、あえて屋号に使いました。
現在も活躍している年季の入ったみかんカゴには、今も「マルエス」の文字が残っています。
時を経て、祖父母が守り続けた畑を孫が受け継ぎ、現在の江之浦果樹園maruesuへ。
先人から受け継いだ土地と営みを大切にしながら、江之浦の柑橘と、この土地の風景を未来へつないでいきます。
江之浦のみかん畑で働いていた頃の祖母とお手伝いの方たち。1950年代
年季の入ったみかんカゴ。今も「マルエス」の文字が残っています
代表メッセージ
穏やかな相模湾と、瑞々しい山々を臨む江之浦。
古くから柑橘栽培が盛んで、先人たちがひとつひとつ石段を設えた段々畑には、今もたくさんのみかんが実ります。その風景は、私にとって幼い頃から当たり前にあるものでした。
2022年、祖母からみかん畑を受け継いだことをきっかけに、農業の世界へ入りました。実際に畑に立つようになり、農家さんたちの高齢化や後継者不足、休耕地の拡大、味は変わらないのに見た目や大きさが理由で行き場を失う果実など、地域が抱えるさまざまな課題にも向き合うようになりました。
江之浦果樹園maruesuでは、自園の柑橘だけでなく、近隣の農家さんたちから規格外となった果実を仕入れ、それらを活用した加工品の開発にも取り組んでいます。見た目や大きさが理由で行き場を失ってしまう果実にも、まだたくさんの価値があります。ジュースやジャム、コスメなど、新しいかたちに生まれ変わらせることで、柑橘の魅力をより多くの方へ届け、地域の農業を未来へつないでいきたいと考えています。
江之浦のおいしい柑橘を、たくさんの方に知っていただくこと。美しい畑と風景を次の世代へ残していくこと。
小さな果樹園だからこそできることを、一つずつ。江之浦果樹園maruesuは、これからもこの土地とともに歩んでまいります。
柑橘ソムリエ
江之浦果樹園maruesu合同会社 代表 鈴木麻也
私たちの取り組み
江之浦の柑橘や畑、そしてこの土地の風景を未来へつないでいくために、江之浦果樹園maruesuでは、果実を余すところなく活かす商品づくり、次世代へ農業の魅力を伝える活動、地域との連携、休耕地の再生など、小さな果樹園だからこそできることに一つずつ取り組んでいます。
サステナブルな柑橘利用
もったいないを、“ステキ”に変える循環
柑橘は、実や皮だけでなく、花や葉、枝にまでさまざまな可能性を秘めた果物です。見た目や大きさが理由で行き場を失う果実や、加工の過程で生まれる果皮なども大切な地域資源。ジュースやジャム、コスメなど、新たなかたちに生まれ変わらせることで、柑橘を余すところなく活かすものづくりを進めています。
食育・農育
柑橘や農業の魅力を、次の世代へ
子どもたちに、みかんや農業をもっと身近に感じてもらいたい。そんな思いから、柑橘をテーマにしたワークショップや、学生の皆さんへの講話・農園での学びの機会をつくっています。畑や果実に触れ、農業の楽しさや地域のことを知る体験が、未来へつながる小さなきっかけになればと考えています。
産学連携
地域の学びと、農業をつなぐ
地域の学校や生徒の皆さんとともに、農業や地域資源を活かす新しい方法を考えています。たとえば、甘夏を搾汁した後に残る果皮を家畜の飼料として活用する取り組みなど、これまで廃棄されていたものにも新たな役割を見つける。若い世代の発想や学びと農業が出会うことで、新しい循環が生まれています。
休耕地の再生
荒れてしまった畑を、もう一度
農家さんの高齢化や後継者不足により、江之浦でも手入れが行き届かなくなった畑が少しずつ増えています。江之浦果樹園maruesuでは、そうした農地を引き継ぎ、草刈りや伐採などの整備を行い、もう一度人が入れる畑へと戻す取り組みを進めています。畑を守ることは、江之浦の景観や暮らしを守ることにもつながります。
柑橘ウェルネス
柑橘を、美容と暮らしの心地よさへ
柑橘が持つ香りや心地よさを、食べるだけではないかたちでも届けたい。果皮などの地域資源を活かし、ハンドクリームやヘアケア、香りのアイテムなど、美容や日々の暮らしにつながる商品づくりにも取り組んでいます。江之浦の柑橘を、毎日の心地よさへとつなげていきます。